夢の話

気圧のせいか季節の変わり目のせいなのか、最近夢を見る。良いか悪いかで言えばグランデノンファットミルクノンホイップチョコチップバニラクリームフラペチー地獄。初回は起床即リバースしたし2回目は奇声を上げながら飛び起きた。

ここに書いておくことになんの意味があるのかわからないけど、気色悪くて本当に無理だしこの地獄を誰かに見て欲しいのでお裾分けです。

 

この夢に出てくる名前付きのモブは3人。わたしと実父あとその母親(婆さん)

実父は夢占い(笑)だと権力・威厳・道徳・常識などを象徴するもらしいのですが、わたしの中の実父はそれらからは1番遠く対角の机上に居ます。詳しく書くと話から逸脱してしまうのですが、対人関係にだらしがなく長年心身・経済的にも母親を苦しめ続けた実父は当時のわたしに「殺してしまっても良いんじゃないか」と何度も思わせるような そんな人物です。

 

一度目の夢は父親に乳を吸われる夢でした。雪深い山の中を爆走するスノーモービルに乗って。なんでそうなったのかわからないけど、大泣きして嫌がってもカマキリの腕に閉じ込められた小虫みたいに腕からは抜け出せないし乳首に食い込む犬歯が痛くて怖くて生臭くて気持ち悪くてずっと泣き喚いてた。

二度目は父親と結婚する?夢。

始めはわたしが幼少期の頃の穏やかな父親で、普通の家族みたいな錯覚を起こすものだった。目を吊り上げて腕を振り上げない・癇癪起こして物を壊さない、少しおちゃらけた優しい父。幼少期していたように、父の趣味の大型バイクの後ろで過ぎる木々と地平線の海を眺めてた。

「もう少しで着くよ」背中越しに聞いた声に急に心が落ち着かなくなる。何故か目的地 奥の部屋引き出しの中に結婚指輪があるのを知っている。その指輪を父親がわたしの指に通そうとしている事も。

暗い気持ちで着いた目的地は大きな教会風の施設で、中には同じ白い服を着た沢山の人がいた。

「トイレに行く」と伝えて父親の傍を離れると体育座りしている知らない人達の中にそっと紛れた。

”また逃げるのか。許さない。殺す”わたしが握り締めていたガラケーに受信したメールにはそう書いてあった。

部屋?ホール?に飛び込んできた父親は右手に裁ち鋏を握っていて、左手でわたしの髪を掴むとズルズルとみんなの前に引き摺り出して「今から結婚する」と叫んでいた。知らない人達はただ、見ていた。感情も特になく見ているだけで、父親の母だけが立ち上がって拍手していた。目に涙を貯めて。

めちゃくちゃに暴れたわたしはその右手から鋏を奪ってすごく怒った「許さない」と喚くわたしを前にした父親は少しヘラヘラしていたし婆さんはわたしによく分からない怒声を浴びせてた。

「刃物を突き付けて脅す事が許されるの?!それが例えば二度と再生しない角膜を傷付けても?女の私の顔面に消えない傷ができでも??」みたいな事を誰に向けて叫んだのかはわすれた。忘れたけどそんな事を大声で絶叫した後、振りかぶって父親の眼孔に根元まで鋏を叩き込んで、その後おでこを反対の手で押さえながら引き抜いたその反動のまま両手に握った鋏を何度も胸に突き下ろした。その間も知らない人達は声もあげずに見ていて、婆さんはわからない。

動かなくなった父親から降りるとわたしは見ているだけの人達にも同じように鋏を振り下ろした。気付いたら視界に映る中で立っているのは私だけで。全身ヌルヌルで気持ち悪くて、涙が止まらなかった。

 

ここで叫びながら目が覚める。目が覚めるって言うか自分の叫び声で起きた

マジでクソ 二度と寝ない。