残滓

見なくていいものを見た。見る必要のないもの・見てもメリットのないもの、それでも全部知りたくて見ちゃう。

もう週末になるたび連絡来ることを願う事はないし、テレビを見ながら一緒にここ行きたいな〜なんて考えることもなくなった。残ったのは”君が形成したわたし”だけ。

紋付羽織袴で笑う顔を見て、あぁこの顔って殆ど見たことないなあって少しだけ嫉妬した。わたしが見るのはニヤッとしたイタズラっぽい笑顔とか私のことを心底可哀想だと笑う嫌らしい笑い方しか知らないもんなぁ。

きっとこの先も何かある度”好きだったわたし”は嫉妬したり寂しくなって悲しい気持ちになるんだろうか。不毛でバカだなあ〜

連絡先もSNSも全部ブロック出来たら楽になれるのにな〜〜アハハ

死んだ魂は報われますか?

また夢の日記書きます。(夢日記ではない)


ひとつめは父親を素手で締めて殺す夢。

日常生活の中で実父を思い出すことはほぼ皆無(寧ろ好きだった男の事ばっか思い出してる)なのに、もしかして:父にコンプレックスを抱えてる?

生死の確認をするというタスクがなくて、ただ二度と動いて欲しくないという気持ちだけでずっとその首に手を掛けていたってだけの夢。指の先が痺れてうまく力が入らなくなる度にふんって気合い入れてた。ずっと手の先に力を入れてると前腕の筋肉がピクピク痙攣して痛くなる。爪切ってたので大丈夫だったけどたぶんめちゃくちゃ手に力入ってたと思う


ふたつめは高校の時のフレンズたちと釣りに行ってバチボコに揉める夢。

これは覚えがあって、つい先日友人の気持ちを捩じ伏せて封殺したのでそれが原因。たぶん。

わたしはわたしの中身も全部知って欲しい・理解しろとは言わないがわかって欲しいそんな人間で、相手にもそうであって欲しいと勝手に思うタイプの人種なんだけど、友人はそれとは真反対のヒトで見なかった振りで済ませるならそうしたい。事勿れ主義?そんな感じの人

どちらが正しいとかはないと思うしそれも正しい形なんだけど、そんな相手だからこそこちらが強く主張すれば折れるだろうって事を理解して強めの言葉をチョイスしてこちらの意見を通してしまった。己でやっておいてどうかと思うけど、そんな”自分の選択”すらわたしを傷つける。大切な友人なのに相手の主張もそこそこにこちらで塗り潰してしまった。自分がされたら嫌だなって理解しながら踏み躙った

自分の放った棘がガッツリしっかり刺さって抜けないのでこの夢に辿り着いたんだろうなあ〜という感じ。

相手からしたらそんな大層な事件でもないと思うので今更謝っても〜感もあって消化不良で処理しとくかと思ってた矢先でしたね

ヨクナイネ〜

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来週は数ヶ月で命を閉じた陶の3回目の命日です。

甘えん坊で物怖じしない小さなこどもはこどものまま、夏のあの日に時を止めた。気付いた時にはショック症状で恐らく意識すら疎らだったと思う。ひとりで苦しくて恐ろしくて堪らなかったと思う。夏日なのに暑さなんかかけらも感じなかったあの日、あらゆる所へめちゃくちゃに電話を掛け近所の病院のドアも狂ったみたいに殴ってタクシーだって2台も呼んだ。それでもなにひとつ間に合わなかった。今思えばあの小さな身体では前兆に気付けたとしても救えなかったんじゃないかなと思う。

あの子の心臓が止まる瞬間、何度も呼んだその名前にいつもみたいに可愛く尻尾を2、3振って命はすり抜けた。

いのちは長かったり短かったりする。それは長ければそれだけ一緒に寄り添えて、一緒にいれば色々なものが見れるとは思う。ただ、長ければ偉くて短ければ偉くない訳じゃない。陶や燕は、少ししか一緒にいれなかったけど、誇り高き大切なうちの子だった。

起きたらウタリがゴミを守りながらピリついていて、面白いから「かわいいねえ」と声を掛ける朝。これは陶や燕がいなければ迎えなかった朝。生きることも死ぬことも、全部受け止めて愛していきたいなあって思います。

無と消え成る、Dogmaの風 溶け出す君の心臓

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犬が毎秒超可愛い。(これは甘えてるウタリ)

本当に、びっくりするくらいマジで鬼可愛くて目が合っただけでドーパミン出すぎて気付いたら口に入れてる。早漏なので。

とにかく何が良いって形状も完璧だし飼い主以外に全く興味無いのもめちゃくちゃ最高だし突き出た鼻先なんか特に良い。神に愛されしフォルム。

あ〜可愛い。お気に入りのヴィヴィアンの鞄食われてもPCから掃除機まで全てのコードを分断されてもコレクションしてた透明標本全部おじゃんになっても全然大丈夫アハハ

花ちゃんとは一緒に暮らし始めて8年目になるけど毎秒大正解で本当にかしこドッグ。天才。

わたしが留守の間に部屋にデリヘル嬢上げないしトイレクイックルの箱の中にハーブは隠さない セックス中尻に指入れてこないしわたしの眼球舐めようともしてこない わたし以外の人間からわたしを守ってくれる可愛くて独占欲のちょっと強い最高の毛玉ちゃん。

バーベキューの前日にワクワクで仕込んでた牛タタキの肉棒(1300g)咥えて逃走をはかった時は皮剥いでタタキにしてやるからなって気持ちにはなりましたが……

 

ここ半年くらい犬と猫以外とのコミュニケーションがボイスチャットとか通話で完結しているので自粛明けはちゃんと人間と適切な距離取れるか不安ですね。最近大好きな友人の頰肉はうまいのかなあって考えながら生きてます

 

あ〜肉焼きた〜い

夢の話

気圧のせいか季節の変わり目のせいなのか、最近夢を見る。良いか悪いかで言えばグランデノンファットミルクノンホイップチョコチップバニラクリームフラペチー地獄。初回は起床即リバースしたし2回目は奇声を上げながら飛び起きた。

ここに書いておくことになんの意味があるのかわからないけど、気色悪くて本当に無理だしこの地獄を誰かに見て欲しいのでお裾分けです。

 

この夢に出てくる名前付きのモブは3人。わたしと実父あとその母親(婆さん)

実父は夢占い(笑)だと権力・威厳・道徳・常識などを象徴するもらしいのですが、わたしの中の実父はそれらからは1番遠く対角の机上に居ます。詳しく書くと話から逸脱してしまうのですが、対人関係にだらしがなく長年心身・経済的にも母親を苦しめ続けた実父は当時のわたしに「殺してしまっても良いんじゃないか」と何度も思わせるような そんな人物です。

 

一度目の夢は父親に乳を吸われる夢でした。雪深い山の中を爆走するスノーモービルに乗って。なんでそうなったのかわからないけど、大泣きして嫌がってもカマキリの腕に閉じ込められた小虫みたいに腕からは抜け出せないし乳首に食い込む犬歯が痛くて怖くて生臭くて気持ち悪くてずっと泣き喚いてた。

二度目は父親と結婚する?夢。

始めはわたしが幼少期の頃の穏やかな父親で、普通の家族みたいな錯覚を起こすものだった。目を吊り上げて腕を振り上げない・癇癪起こして物を壊さない、少しおちゃらけた優しい父。幼少期していたように、父の趣味の大型バイクの後ろで過ぎる木々と地平線の海を眺めてた。

「もう少しで着くよ」背中越しに聞いた声に急に心が落ち着かなくなる。何故か目的地 奥の部屋引き出しの中に結婚指輪があるのを知っている。その指輪を父親がわたしの指に通そうとしている事も。

暗い気持ちで着いた目的地は大きな教会風の施設で、中には同じ白い服を着た沢山の人がいた。

「トイレに行く」と伝えて父親の傍を離れると体育座りしている知らない人達の中にそっと紛れた。

”また逃げるのか。許さない。殺す”わたしが握り締めていたガラケーに受信したメールにはそう書いてあった。

部屋?ホール?に飛び込んできた父親は右手に裁ち鋏を握っていて、左手でわたしの髪を掴むとズルズルとみんなの前に引き摺り出して「今から結婚する」と叫んでいた。知らない人達はただ、見ていた。感情も特になく見ているだけで、父親の母だけが立ち上がって拍手していた。目に涙を貯めて。

めちゃくちゃに暴れたわたしはその右手から鋏を奪ってすごく怒った「許さない」と喚くわたしを前にした父親は少しヘラヘラしていたし婆さんはわたしによく分からない怒声を浴びせてた。

「刃物を突き付けて脅す事が許されるの?!それが例えば二度と再生しない角膜を傷付けても?女の私の顔面に消えない傷ができでも??」みたいな事を誰に向けて叫んだのかはわすれた。忘れたけどそんな事を大声で絶叫した後、振りかぶって父親の眼孔に根元まで鋏を叩き込んで、その後おでこを反対の手で押さえながら引き抜いたその反動のまま両手に握った鋏を何度も胸に突き下ろした。その間も知らない人達は声もあげずに見ていて、婆さんはわからない。

動かなくなった父親から降りるとわたしは見ているだけの人達にも同じように鋏を振り下ろした。気付いたら視界に映る中で立っているのは私だけで。全身ヌルヌルで気持ち悪くて、涙が止まらなかった。

 

ここで叫びながら目が覚める。目が覚めるって言うか自分の叫び声で起きた

マジでクソ 二度と寝ない。